さばの塩焼《食と健康社｜バランス栄養食》

バランス栄養食『さばの塩焼』

• ・エネルギー：274(kcal)
• ・たんぱく質：19.8(g)
• ・脂質：12.2(g)
• ・炭水化物：19.7(g)
• ・ナトリウム：880(mg)
• ・カリウム：625(mg)
• ・リン：265(mg)
• ・食塩：2.2(g)

このお弁当のメニューは、こちらの4品です。

• ・さばの塩焼
• ・くず煮
• ・大豆と人参の煮物
• ・あさりの当座煮

『さばの塩焼』レポート！

ではさっそく食べた感想をお伝えしていきます！

さばの塩焼

和食の定番、鯖の塩焼です。
一緒にごぼうのきんぴらも添えられています。 ごぼうのきんぴらは少しピリ辛ですが、醤油やごま油の風味が感じられます。
鯖は、脂がとてものっています。 残念ながら焼いた皮のパリッと感はありませんでしたが、骨も取ってあるので安心して食べられます。
シンプルな料理ですが、また食べたいと思う一品でした。

くず煮

大根、オクラ、えびの入ったくず煮。 くず煮とは、くず粉を用いた煮物です。
くず粉を用いているのであれば、とろみが強いのかな？と思いきや、あまりとろみは強く感じられませんでした。
大根は汁がしみ込んでいるので、噛んだ瞬間、汁がじゅわっと出てきます。 一口で口に入れないと、汁がぽたぽたたれてしまいそうなので要注意です。

大豆と人参の煮物

大豆、人参、こんぶ、こんにゃくの入った煮物。
スーパーで売っているパックの大豆の煮物と見た目は似ていますが、味は優しめ。
醤油やみりんで味付けはされていますが、濃すぎることはありません。 大豆に合わせて具材は細かめなので、少し箸だと食べづらさを感じます。

あさりの当座煮

あさりだけのシンプルな一品。 しっかりと味もしみ込んでいます。
あさりにありがちな砂のじゃりじゃり感も感じることはありませんでした。

食材の栄養プチ情報：「鯖（さば）」

今回のメインの料理に使われている「鯖」について紹介します。
サバは、スズキ目サバ亜目サバ科サバ属に分類される魚の総称です。
一般的には、真鯖（マサバ）と、胡麻鯖（ゴマサバ）が流通しています。
真鯖の旬は晩秋から2月ごろまで。対して胡麻鯖は、夏が旬です。

最近では「サバ缶」もブームとなっているほど、カラダに良いとされる鯖。
どのような栄養や効果があるのでしょうか。

鯖の最大の特徴は、脂質が豊富でEPAやDHAの含有量が群を抜いて豊富なこと。
EPAはエイコサペンタエン酸といって、不飽和脂肪酸の一種です。
血液や血管の健康維持にとても大切な成分で、血液をさらさらにする、血管年齢を若く保つ、心臓病や脳梗塞・動脈硬化を防ぐ、中性脂肪値を下げるなどの効果があります。
DHAはドコサヘキサエン酸で、これも不飽和脂肪酸の一種です。
脳や神経系昨日の健康維持、網膜の機能維持などにとても大切な成分で、情報伝達をスムーズにして脳の老化抑制に効果的を言われています。 また、アルツハイマー型認知症にも効果があるとも考えられています。

魚料理が苦手、面倒という人は、サバ缶がおすすめ。
調理も簡単で、料理のバリエーションにも富んでいます。
ぜひ日々の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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