宅配弁当・宅配食事サービスはどう選ぶ?選び方のポイント

宅配弁当・宅配食事サービスは、様々な会社が提供しています。一つのサービスの中でも、多種多様な商品があるため、いざ使おうと思っても迷ってしまうでしょう。宅配弁当・食事サービスの選び方と、選ぶときのポイントをお伝えします。各サービスや商品を比較して、毎日のお食事をお楽しみください。

まず確認すべきポイントは「エリア」と「食事タイプ」

1番に確認するべきポイントは2つです。それは「エリア」と「食事タイプ」。

エリアと食事タイプ
 

エリア

まず確認するべきは「エリア」です。お食事を届けてほしい地域に対応していなければ利用はできません。 各サービスにはそれぞれ「宅配可能エリア」や「配達エリア」というものがあります。
宅配業者がお届けをするタイプの全国に対応しているサービスであれば、日本全国ほとんどのエリアをカバーしていることが多いので、そこまで気にする必要はありません。
対して、各サービス(提供業者)独自で配達まで行っている場合にはエリアを限定している場合が多くなります。「○○市」対応としている場合もあれば、「○○区」とさらに限定して提供している場合もあります。
ほとんどのサービスでは、公式のWebサイトに「対応エリア」は「宅配可能エリア」などの案内があります。郵便番号などで対応可能エリアかどうかを確認できる場合もあります。 気になるサービスがある場合には、まずはお届けしたい地域に対応しているかどうかを確認してみましょう。

食事タイプ

「食事タイプ」も重要です。各サービスによって名称は異なりますが、大きく分けると「普通食」「介護食」「制限食」と分けられます。
⇒詳しくは「宅配食事サービスは食事タイプが大切!それぞれの特徴とおすすめの人とは?

普通食のみ提供しているサービスもあれば、介護食や制限食が中心のサービスもあります。
例えば、栄養バランスを考えた食事がしたい人と、普通の食事では硬くて食べるのが辛くなってしまった人では適した食事内容は異なります。前者であれば「普通食」、後者であれば「介護食」を選ぶのが良いでしょう。サービスを利用する目的や、実際に食べる方のお身体状態を考慮して、最も適した食事タイプを選ぶことが大切です。

継続利用のためには「価格」が重要

宅配弁当・宅配食事サービスを利用すると、全て自炊で食事を準備するよりも食費は高くなります。 そうなると、大切なのは「価格」です。利用する頻度にもよりますが、食事は毎日欠かせないもの。
一食当たりの価格は、安いものでは300円台のものから、700~800円のものまで様々です。一食だけで考えるとその差は500円以内でおさまりますが、ちりも積もれば山となります。
仮に、1食400円のサービスと、1食600円のサービスをそれぞれ30日利用したとします。400円であれば12,000円(月)。対して、600円であれば18,000円(月)でその差は6,000円になります。1年で換算すると、その差は72,000円にもなるのです。


宅配食事サービスの価格の差

決して価格が安いほうが良いというものではありません。お食事の内容や、栄養バランス、提供方法など様々な面を考慮したうえで、納得できるサービスを選ぶことが、宅配弁当・宅配食事サービスを継続して利用するためのポイントだと言えるでしょう。

適したタイミングで利用するために「注文単位」と「対応日」は大切

各サービスには「注文単位」があります。これは、何食分ずつ注文できるかを示します。一食ずつ、5日分、7日分などのタイプがあります。
食事の準備ができないタイミングだけ頼みたい方は一食ずつ、平日は準備が難しいけど、休日は準備する時間があるという方は5日分ずつ、毎日利用したい方は7日分ずつ、のように利用したいタイミングに合わせてサービスを選ぶことがおすすめです。
また、お届けできる日を平日のみに限定しているサービスもあります。毎日利用したい場合には、土日祝日も対応しているかを事前に確認すると良いでしょう。

宅配食事サービスの注文単位

ごはんは必要?「弁当タイプ」か「おかずタイプ」

宅配弁当・宅配食事サービスには、「お弁当タイプ」と「おかずタイプ」があります。
⇒詳しくは「宅配食事サービスの種類。総菜・弁当などサービスによる違いは?

お弁当タイプであればごはん(主食)が付いているので、お食事のときに用意するものは飲み物程度です。 対して「おかずタイプ」であれば、基本的にはごはん(主食)はつきません。そのため、ごはん(主食)が食べたい場合は、自分で用意をする必要があります。ただし、おかずタイプであっても、ごはん(主食)あり・なしを選べる場合もあります。
ごはん(主食)を自分で用意するかどうかも考えて商品を選ぶようにしましょう。

必要な調理方法は「保存状態」をチェック

サービスによりお届け時の状態は異なります。ほとんどは「冷凍」「冷蔵」「常温」タイプに該当します。
⇒詳しくは「宅配食事サービスの種類。総菜・弁当などサービスによる違いは?

お元気な方であれば、冷凍を解凍するために湯せんをしたり電子レンジを利用したりすることも難しいことではないので、特に調理方法を気にする必要はないでしょう。
しかし、介護が必要な方や認知症の症状がある場合、お湯を沸かすことや電子レンジの使用が難しい場合もあります。これらが思わぬ事故につながる可能性もあるので心配です。そのような方のためには、受け取ってそのまま食べられるタイプがおすすめと言えるでしょう。
食べるときに必要な調理方法と、その調理方法を食べる本人が行えるかどうかを確認して選ぶことが大切です。

離れた家族が心配…そんな方は「見守り有無」を確認

少子化、核家族化、高齢化などにより一人暮らしの高齢者が増加傾向にあります。離れたところに住む家族としては、高齢の両親が心配な反面、毎日連絡を取ったり様子を見に行ったりするのは難しいものでしょう。また、高齢になったことを自覚してきた方にとって、いつ何が起こるか分からない不安もあるでしょう。
そのような方は、宅配弁当・宅配食事サービスを選ぶときの一つのポイントとして、「見守り」や「安否確認」がついているかどうかを確認すると良いでしょう。
お弁当やお食事をお届けする際に、安否確認を行い、何か異変があれば緊急連絡先に連絡してもらえるというものです。お弁当を頼んでいない日でも、有料で安否確認を行うというサービスを行っているところもあります。

お届け時の少しのコミュニケーションが、毎日の楽しみになっているという人も少なくないようです。離れて暮らす両親が心配、高齢になっての一人暮らしに不安がある、という方は、見守りや安否確認の有無をサービス選びの一つの基準にすると良いでしょう。

栄養バランス・安全をチェックするためには?

栄養バランスがきちんと管理されているかについては、管理栄養士が監修しているかを見ると良いでしょう。 管理栄養士は、国家資格を持った食事管理のエキスパートです。健康な方から、病気を患っている方、ご高齢の方まで一人一人に合わせて専門的な知識と技術で栄養指導や栄養管理を行います。
管理栄養士が設計している献立であれば、必要な栄養素が考えられ、全体の栄養バランスが取れていると安心してよいでしょう。

最も大切なのは「美味しい」と感じるか

宅配弁当・宅配食事サービスは様々な種類があります。そのため、実際に利用するときにはどれにしようか迷ってしまうこともあるでしょう。
そのような方は、今回紹介したような項目をチェックして選んでみてはいかがでしょうか。ただし、これらは目に見てわかる項目です。実際に食べてみないと、口に合うか合わないかは判断できません。
食事を楽しむためには、「美味しい」と思って食べることが大切です。迷った場合には、まず少量から注文して、いろいろなサービスを食べ比べてみることをオススメします。

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