豆腐の寄せ揚げ《食と健康社｜バランス栄養食》

バランス栄養食『豆腐の寄せ揚げ』

• ・エネルギー：294(kcal)
• ・たんぱく質：20.3(g)
• ・脂質：16.3(g)
• ・炭水化物：15.4(g)
• ・ナトリウム：1013(mg)
• ・カリウム：491(mg)
• ・リン：274(mg)
• ・食塩：2.5(g)

このお弁当のメニューは、こちらの4品です。

• ・豆腐の寄せ揚げ
• ・豚肩ロースの炒め物
• ・いかと青梗菜のうま煮
• ・菜の花お浸し

『豆腐の寄せ揚げ』レポート！

ではさっそく食べた感想をお伝えしていきます！

豆腐の寄せ揚げ

とてもつややかな豆腐の寄せ揚げ。
寄せ揚げとはありますが、食べた感じはつくねのような感じでした。
豆腐メインではありますが、鶏肉と合わせてあるので、物足りなさは感じませんでした。
かかっているあんは濃いめの味付けなので、ごはんとよく合いそう。
豆腐が入っているからなのか、とてもやわらかめで噛みやすくなっています。
付け合わせには玉子焼きで、甘めの味付け。
あんもついていますが、個人的にはあんをつけて食べない方が美味しく食べられました。

豚肩ロースの炒め物

しめじ、パプリカ、豚肉、えび、キャベツと具沢山の副菜。
豚肉よりも野菜が多めではありますが、これが主菜ともいえるのではないかと思うくらいボリューム感のある一品です。
パプリカの赤色がとても鮮やかで、お弁当全体を華やかにしていますね。
この副菜も中華風よりはお味でした。

いかと青梗菜のうま煮

いかと青梗菜が入った煮物。 あんかけ風で、かなりとろみのついた一品です。
とろみはついていますが、水っ気は多めなので運ぶときには要注意です。
しっかりめの中華風の味付け。 いかはしっかりと弾力はありながら、かみきりやすくなって、喉につかえることはなさそうです。

菜の花お浸し

春を感じられる菜の花。
にんじんと油揚げが一緒に入ったお浸しです。
決して薄味ではない優しい味付けでほっとする味です。

食材の栄養プチ情報：「パプリカ」

今回の副菜に使われている「パプリカ」について紹介します。
パプリカは、ピーマンと同じくナス科のトウガラシ属の植物です。
トウガラシの中まではありますが、辛味はなく、甘みが強くフルーティなのが特徴です。
ピーマンと色は違えど形は似ていますが、ピーマンのような苦みはありません。
実は、ピーマンとパプリカは明確に区別することはできず、果肉の厚さと形の違いくらいしかありません。 パプリカはピーマンと比べて大型で果肉が熱いのが特徴です。

そんなパプリカ、栄養はとても豊富に含まれています。
ビタミンA（βカロテン）、ビタミンC、ビタミンEは特に豊富です。 ビタミンA（βカロテン）は、抗酸化作用や免疫を増強する働き、ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持や病気などへの抵抗力を強める働き、ビタミンEには体内の脂質の酸化を防ぐ働きがあります。 抗酸化作用は、活性酸素から体を守ることです。
活性酸素を除去していくことは、老化・がん・生活習慣病などの予防になるのです。

パプリカというと、赤や黄色、オレンジなど様々な色がありますが、実は色によって含まれる栄養素の量も違います。
赤色（赤ピーマン）は、βカロテン当量が1100μg。 青ピーマンは420μg、黄ピーマンは200μgなので大きく変わります。 （可食部100gあたりで、生の状態の場合）

生のままでも加熱しても美味しく食べられるので、ピーマンよりも料理の幅が広いパプリカ。
赤色や黄色など色もとても鮮やかなので、パプリカを入れることで料理全体も華やかになります。
ぜひ毎日の料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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