豚肉の生姜焼《食と健康社｜バランス栄養食》

バランス栄養食『豚肉の生姜焼』

• ・エネルギー：249(kcal)
• ・たんぱく質：16.7(g)
• ・脂質：12(g)
• ・炭水化物：17.8(g)
• ・ナトリウム：930(mg)
• ・カリウム：500(mg)
• ・リン：170(mg)
• ・食塩：2.4(g)

このお弁当のメニューは、こちらの4品です。

• ・豚肉の生姜焼
• ・煮物
• ・ごま酢和え
• ・大根の和え物

『豚肉の生姜焼』レポート！

ではさっそく食べた感想をお伝えしていきます！

豚肉の生姜焼

豚肉、たまねぎ、キャベツの入った生姜焼きです。
お店やスーパーの惣菜などの生姜焼きは、甘さが強めな印象ですが、 この生姜焼きは甘さは強く感じられませんでした。
味が薄いということはなく、生姜がしっかりときいていて、醤油ベースでとてもさっぱりと食べられます。
生姜の味がしっかりしているので、食べているとポカポカあったかくなってくる気がします。

煮物

さつまあげ、にんじん、しいたけ、里芋の入った煮物。
どれも一口より少し大きめのサイズです。
味付けは少し薄めで、具材それぞれの味をしっかりと楽しむことができます。
にんじんやしいたけは口に入れて噛んだ瞬間、煮汁がじゅわっと出てきますよ。

ごま酢和え

白菜、しめじ、ささみが入った和え物です。
一見ごまが入っているようには見えませんでしたが、口の中にいれると一番にごまの香りがします。
優しく酢がきいているので、酢の入った料理が苦手という人でも美味しく食べられそうです。

大根の和え物

薄切りの大根の和え物です。
ポン酢で味付けがされているようで、少しお酢の香りもします。
しっかりと味がなじみながら、大根のしゃきしゃきとした良い食感です。

食材の栄養プチ情報：「生姜」

今回のメインの料理に使われている「生姜」について紹介します。
生姜（しょうが）は、ショウガ科の多年草で、原産地はインドからマレー半島にかけての南アジアと言われています。
日本で消費されている生姜の半分ほどは国内で、あとは輸入、特に中国産がほとんどです。 国内での主な生産は高知県で43～44%を占めています。

生姜といえば、やはりその香りや辛味が特徴的ですよね。
生姜の香り成分は「シオネール」といって、食欲増進の働きがあり、疲労回復にも役立ちます。 生姜の辛味は、「ジンゲロール」や「ショウガオール」という辛み成分がもとになっています。
これらには強い殺菌作用や抗酸化作用があります。
さらに、「ショウガオール」には、血行を促進したり、体を温めたりする働きがあり、新陳代謝を活発にして発汗作用を高めます。
「生姜は体を温める」というのは、このショウガオールのおかげというわけです。
実は、辛味成分のジンゲロールは、加熱することでショウガオールに変化します。
生姜を食べて体を温めたい！という人は、加熱する料理に使うと、よりその効果が高まりますよ。 生姜は、そのものを食べるというよりも、生姜の香りや味をアクセントとして使うことの方が多いでしょう。
おろし生姜や刻み生姜などの薬味としてや、魚料理や肉料理の臭みを消すための下味としてなど、 いつもの料理のアクセントとして生姜をいれてみてはいかがでしょうか。

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