話題のサバ缶で!『サバ缶パッツァ』
今回紹介するレシピは『サバ缶パッツァ』サバに含まれるEPA・DHAには認知症予防、動脈硬化予防、中性脂肪を抑制するなど高齢者に特に嬉しい効果があります。簡単にできるレシピなので、ぜひお試してみてはいかがでしょうか。
『サバ缶パッツァ』の健康効果
サバに含まれるEPA・DHAは、私たちの体内で作られず、食事から摂取する必要のある必須脂肪酸です。EPA・DHAには、認知症予防、動脈硬化予防、中性脂肪を抑制するなど高齢者に特に嬉しい効果があります。
1日1食は、魚をつかった料理にするのがオススメですので、サバの水煮缶を使うと手軽に摂取できます。魚の缶詰は、最もおいしい旬の時期に水揚げされ加工、栄養も生の魚より高いので、ぜひストックしながらとりいれていくといいでしょう。
ブロッコリーには、葉や茎部分まで他の食材では摂取できない栄養成分が摂取でき、とくに野菜の中でもビタミンCの含有量が非常に多く、ブロッコリー100gで120mgが摂取できます。
トマトの皮は、栄養が豊富でリコピンなどのポリフェノールが多く含まれています。
実は栄養分が多く含まれているのは皮の近くなので、小さいミニトマトの方が全体に対して皮部分の割合が多く、リコピン含有量も多いです。
リコピンは脂溶性で、油で調理をすることでリコピンの吸収を高めることができます。
期待できる効果
- ・認知症予防
- ・メタボ予防
- ・動脈硬化予防
- ・低栄養予防
- ・腸内環境を整える
- ・アンチエイジング
- ・がん予防
簡単ですので、お弁当にあと1品足したいときにも便利。
冷めたら、作りおきの保存容器にいれて、冷蔵で3~4日保存可能です。
『サバ缶パッツァ』のレシピ
【材料(作りやすい分量)】
- ・サバ水煮缶:1缶
- ・ミニトマト:6個
- ・ブロッコリー:1/4株
- ・にんにく:1かけ
- ・オリーブオイル:大さじ2
- ・白ワイン:40ml
- ・塩、粗挽きこしょう:各少々
【作り方】
- 1.フライパンにオリーブオイルと潰したにんにくを入れて弱火にかけ、サバ缶を缶汁ごといれる。
- 2.プチトマト、一口大に切ったブロッコリー、白ワインを加えて強火で2分ほど、蓋をして煮込む。
- 3.蓋を取り、さらに2分ほど煮込む。塩、こしょうで味を調える。器にいれて出来上がり。
監修
管理栄養士 麻生れいみ
- 管理栄養士・低糖質(ローカーボ)料理研究家・機能性食品研究家・機能性料理研究家・高齢者栄養研究家。日本栄養・食糧学会、日本静脈経腸栄養学会、日本抗加齢医学会会員、食育栄養インストラクター、「食から健康に協会」代表。
- ・管理栄養士 麻生れいみオフィシャルブログ
- ・食から健康に協会
大手出版会社の編集・ライターを経て、服部栄養専門学校栄養士科卒業。企業の特定保健指導・栄養相談を務める傍ら、病院の臨床研究において栄養療法を監修。医療と予防医学、栄養学を深く結びつける役割を担うべく、料理研究を行う。ダイエット指導においては、自らもやせた経験を基に、これまで約6000人以上に指導。その他、飲食店メニュー開発、調理指導、フードコーディネート、講演等、活動は多岐にわたる。著書に『作りおきでやせぐせがつく糖質オフバイブル』(主婦の友社)、『20kgやせた!10分ごはん』(宝島社)、『麻生れいみ式ロカボダイエット』(ワニブックス)、『脂肪と疲労をためるジェットコースター血糖の恐怖』(講談社)、『免疫栄養ケトン食でがんに勝つレシピ』(光文社)など多数。
出版書籍のご紹介
【「ごはん」は最後に食べなさい】
- 「麻生式ロカボダイエット」で、テレビでも話題の管理栄養士・麻生れいみさんの最新刊
- 「デニッシュより、クロワッサン」「ショートケーキより、バニラアイス」など、血糖値をあげない食べ方を分かりやすい比較で紹介しています。
- ・単行本(ソフトカバー): 144ページ
- ・出版社: マガジンハウス (2018/11/22)
【ボケないレシピ】
- 「麻生式ロカボダイエット」で、テレビでも話題の管理栄養士・麻生れいみさんの最新刊
- 今日の食事が、明日の脳を作る!!食生活に気を付ければ、認知症は遠ざけられる!脳の血管を守り、修復するための栄養成分を多く含んだ食材&調理法を紹介。
- ・単行本(ソフトカバー): 128ページ
- ・出版社: 光文社 (2018/10/17)