見栄えもばっちり!『牛肉の赤ワイン煮』
今回のレシピは『牛肉の赤ワイン煮』です。牛肉はまさに食べるサプリ。そして赤ワインは血管の老化や酸化防止に効果的のため、牛肉との相乗効果が見込めます!簡単にできるレシピなので、ぜひお試ししてみてはいかがでしょうか。
『牛肉の赤ワイン煮』栄養成分と効果
年末の華やいだ季節にぴったりの簡単にできて、見栄えがする「牛肉の赤ワイン煮」をご紹介します。
たんぱく質のなかでも、L -カルニチンの量が多い牛肉。
L -カルニチンとは、カラダのなかの脂肪をエネルギーに変えるときに運び屋となってくれる栄養素です。脂肪は、燃やせるところまで運ばれなければ使われません。
L -カルニチンは年齢と共に体内でつくられる量が減るので、中年太りの原因になります。なのでダイエットのためにも食べて欲しい食材です。
そして牛肉には亜鉛、鉄分など高齢者に必要な栄養の詰まった、まさに食べるサプリです。
赤ワインに豊富にふくまれる抗酸化作用のポリフェノールは血管の老化、酸化を防ぐのに効果的だと言われていますので、牛肉との相乗効果でアンチエイジング効果がさらに高まります。
[主菜]牛肉の赤ワイン煮 健康効果
- ・認知症予防
- ・メタボ予防
- ・動脈硬化予防
- ・低栄養予防
- ・アンチエイジング
栄養成分(一人分)
- エネルギー:310kcal
- たんぱく質:20.8g
- 脂質:20.0g
- 糖質:2.4g
- 食物繊維:1.5g
- 塩分:0.7g
『牛肉の赤ワイン煮』のレシピ
材料【2人分】
- ・牛もも薄切り肉:200g
- ・塩こしょう:各少々
- ・しめじ:1/2パック(50g)
- ・いんげん:6本
- ・バター:16g
- A
- ・赤ワイン:80ml
- ・水:80ml
- ・顆粒コンソメ:小1/2
作り方
- 1. 牛肉は食べやすい大きさに切り、塩、こしょうをふる。
しめじは石づきを除いて小房に分ける。いんげんは食べやすい大きさにきる。 - 2. フライパンにバターを溶かして、牛肉を炒める。
しめじといんげんも加えて炒め、バターが全体にまわったらAも加える。
- 3. 煮立ったらふたをして中火にし、2~3分煮てふたを取り、1~2分煮詰めて皿に盛る。
監修
管理栄養士 麻生れいみ
- 管理栄養士・低糖質(ローカーボ)料理研究家・機能性食品研究家・機能性料理研究家・高齢者栄養研究家。日本栄養・食糧学会、日本静脈経腸栄養学会、日本抗加齢医学会会員、食育栄養インストラクター、「食から健康に協会」代表。
- ・管理栄養士 麻生れいみオフィシャルブログ
- ・食から健康に協会
大手出版会社の編集・ライターを経て、服部栄養専門学校栄養士科卒業。企業の特定保健指導・栄養相談を務める傍ら、病院の臨床研究において栄養療法を監修。医療と予防医学、栄養学を深く結びつける役割を担うべく、料理研究を行う。ダイエット指導においては、自らもやせた経験を基に、これまで約6000人以上に指導。その他、飲食店メニュー開発、調理指導、フードコーディネート、講演等、活動は多岐にわたる。著書に『作りおきでやせぐせがつく糖質オフバイブル』(主婦の友社)、『20kgやせた!10分ごはん』(宝島社)、『麻生れいみ式ロカボダイエット』(ワニブックス)、『脂肪と疲労をためるジェットコースター血糖の恐怖』(講談社)、『免疫栄養ケトン食でがんに勝つレシピ』(光文社)など多数。
出版書籍のご紹介
【「ごはん」は最後に食べなさい】
- 「麻生式ロカボダイエット」で、テレビでも話題の管理栄養士・麻生れいみさんの最新刊
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- ・単行本(ソフトカバー): 144ページ
- ・出版社: マガジンハウス (2018/11/22)
【ボケないレシピ】
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- ・単行本(ソフトカバー): 128ページ
- ・出版社: 光文社 (2018/10/17)