白菜の大量消費に！『塩昆布ラーパーツァイ』

2019.01.04

今回のレシピは『塩昆布ラーパーツァイ』です。冬の時期に鍋などで白菜を使う機会は多くありますが、ついつい余らせてしまう…という人も多いのでは？そんなときにさっと作れてパクパク食べられるメニューです。ぜひお試ししてみてはいかがでしょうか。

『塩昆布ラーパーツァイ』の栄養成分と効果

冬の白菜は甘味があって美味しいですね。余ってしまった白菜や大量に購入した時に、さっと作れて、パクパク食べられる簡単レシピ「塩昆布ラーパーツァイ」を紹介します。

ラーパーツァイとは、白菜白い部分の甘酢漬けのことです。
白菜には、ビタミンＣが多く含まれています。ビタミンＣは水に溶けやすく、熱に弱い特性を持っています。白菜を生で食べた場合と茹でた場合では、茹でた場合ビタミンCの摂取量は1/2に減ってしまいます。そのため塩もみして、サッとたべられる甘酢漬けは、ビタミンCたっぷりでおすすめです。最近では、塩昆布の中にも減塩タイプもあるので塩加減をみて、塩分は調整しましょう。

［副菜］塩昆布ラーパーツァイ　健康効果

・腸内環境改善
・動脈硬化予防
・メタボ予防
・アンチエイジング

栄養成分（全量）※低糖質甘味料の場合

・エネルギー：２２０kcal
・たんぱく質：４．６ｇ
・脂質：１６．４ｇ
・糖質：１０．３ｇ
・食物繊維：５．９ｇ
・塩分：３．４ｇ

『塩昆布ラーパーツァイ』のレシピ

材料【作りやすい分量】

・白菜：３５０g
・塩：小さじ1
・しょうが：1かけ
Ａ
- ・塩昆布：１０ｇ
- ・穀物酢：５０ｍｌ
- ・低糖質甘味料（または砂糖）：大さじ２
- ・ラー油：適量
- ・ごま油大さじ１

作り方

1. 白菜は、千切りしておく。しょうがも皮をむき、千切りにする。
2. ポリ袋に１を入れ、塩をいれる。よくもみ、５分間ほどおく。
3. 2の水気は絞って捨て、Ａを混ぜていれる。ごま油をフライパンで煙が少したつくらい熱する。

上からザっと回しかけて、出来上がり

日持ちのするレシピですので、多めに作って冷蔵保存をしてもいいでしょう。塩昆布ラーパーツァイ作り置きもいおすすめ

☆これからの季節におすすめ、味替えに「ゆず」の皮を刻んでいれても、風味がよくなります。

ゆず皮にはリモネンとβ-カロチンが多く含まれています。リモネンは血行を良くして身体を温め、β-カロチンは粘膜を強化します。風邪のひきやすいこの時期におすすめです。

監修

管理栄養士　麻生れいみ

管理栄養士・低糖質(ローカーボ）料理研究家・機能性食品研究家・機能性料理研究家・高齢者栄養研究家。日本栄養・食糧学会、日本静脈経腸栄養学会、日本抗加齢医学会会員、食育栄養インストラクター、「食から健康に協会」代表。
・管理栄養士麻生れいみオフィシャルブログ
・食から健康に協会

大手出版会社の編集・ライターを経て、服部栄養専門学校栄養士科卒業。企業の特定保健指導・栄養相談を務める傍ら、病院の臨床研究において栄養療法を監修。医療と予防医学、栄養学を深く結びつける役割を担うべく、料理研究を行う。ダイエット指導においては、自らもやせた経験を基に、これまで約6000人以上に指導。その他、飲食店メニュー開発、調理指導、フードコーディネート、講演等、活動は多岐にわたる。著書に『作りおきでやせぐせがつく糖質オフバイブル』（主婦の友社）、『２０ｋｇやせた！１０分ごはん』（宝島社）、『麻生れいみ式ロカボダイエット』（ワニブックス）、『脂肪と疲労をためるジェットコースター血糖の恐怖』（講談社）、『免疫栄養ケトン食でがんに勝つレシピ』（光文社）など多数。