カルシウム量1.8倍!『手羽先のお酢煮』
年齢を重ねると、骨はもろくなりがち。骨が弱くなると腰痛や骨折などを引き起こす危険もあります。元気な生活を送るためには骨の健康を保つことがとても大切です。今回は鶏肉とお酢を使ったレシピを紹介します。骨を鍛えるためにぜひ試してみてくださいね。
前回「5年で骨は生まれ変わる!?骨を鍛える食事術」で紹介させていただいた、骨を鍛える相乗効果のあるレシピ「手羽先のお酢煮」を紹介いたします。鶏の骨付き肉はカルシウム量も豊富です。お酢で煮ると1.8倍にアップ!同じ鶏肉でも骨付き肉はもも肉に比べてカルシウムが4倍。コラーゲンも豊富です。チンゲン菜のビタミンCと一緒にとると吸収がアップ。さらにお酢で煮るとカルシウムが溶けだしてカルシウム量が水煮の1.8倍になります。
[主菜]手羽先のお酢煮
- ・認知症予防
- ・メタボ予防
- ・動脈硬化予防
- ・低栄養予防
- ・アンチエイジング
- ・骨粗しょう症予防
栄養成分(一人分)
- ・エネルギー:432kcal
- ・たんぱく質:31.3g
- ・脂質:24.3g
- ・糖質:13.2g
- ・食物繊維:1.2g
- ・塩分:2.2g
『手羽先のお酢煮』のレシピ
材料
- ・とり手羽先:8本
- ・ゆで卵:2個
- ・チンゲンサイ:2株
- ・水:400ml
- ・A お酢、焼酎、しょうゆ、甘味料:各大さじ1と1/2
作り方
- 1.チンゲンサイは縦半分に切り、鍋で熱湯を沸かし茹で、ざるに上げておく。
- 2.フライパンに手羽先を皮目を下にして入れ、焼く。
- 3.出てきた脂をペーパータオルで拭き取り、水を加える。火が通ったらAを加えて弱火にし、蓋をして15分煮る。
- 4.とろみがついてきたら、ゆで卵を加えて中火にし、スプーンで汁をかけながら約10分煮る。
- 5.器にチンゲンサイ、手羽先を盛る。ゆで卵を半分に切りそえる。
監修
管理栄養士 麻生れいみ
- 管理栄養士・低糖質(ローカーボ)料理研究家・機能性食品研究家・機能性料理研究家・高齢者栄養研究家。日本栄養・食糧学会、日本静脈経腸栄養学会、日本抗加齢医学会会員、食育栄養インストラクター、「食から健康に協会」代表。
- ・管理栄養士 麻生れいみオフィシャルブログ
- ・食から健康に協会
大手出版会社の編集・ライターを経て、服部栄養専門学校栄養士科卒業。企業の特定保健指導・栄養相談を務める傍ら、病院の臨床研究において栄養療法を監修。医療と予防医学、栄養学を深く結びつける役割を担うべく、料理研究を行う。ダイエット指導においては、自らもやせた経験を基に、これまで約6000人以上に指導。その他、飲食店メニュー開発、調理指導、フードコーディネート、講演等、活動は多岐にわたる。著書に『作りおきでやせぐせがつく糖質オフバイブル』(主婦の友社)、『20kgやせた!10分ごはん』(宝島社)、『麻生れいみ式ロカボダイエット』(ワニブックス)、『脂肪と疲労をためるジェットコースター血糖の恐怖』(講談社)、『免疫栄養ケトン食でがんに勝つレシピ』(光文社)など多数。
出版書籍のご紹介
【「ごはん」は最後に食べなさい】
- 「麻生式ロカボダイエット」で、テレビでも話題の管理栄養士・麻生れいみさんの最新刊
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- ・単行本(ソフトカバー): 144ページ
- ・出版社: マガジンハウス (2018/11/22)
【ボケないレシピ】
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- ・単行本(ソフトカバー): 128ページ
- ・出版社: 光文社 (2018/10/17)