『ベネッセのおうちごはん』のお弁当を試食!高まる期待に対する反応は!?
有料老人ホームを全国で運営している株式会社ベネッセスタイルケアのグループ会社である『ベネッセパレット』が提供するサービス「ベネッセのおうちごはん」のお弁当を実際に食べてみました。見た目や味はどうなのか、どのような工夫が隠されているのか、実際に食べた感想をレポートいたします。
「ベネッセのおうちごはん」のお弁当の種類
「ベネッセのおうちごはん」さんには全4種類のお弁当があります。
おかずのみの普通食である「まいにち七菜」と「こだわり八菜」、ごはんがついた普通食「まいにち七菜ごはん付」」、おかずのみの介護食「やわらか食」です。
いずれも、管理栄養士が監修したバランスとカロリーがきちんと考えられたお弁当です。
- ・まいにち七菜(普通食)
週平均で370kcal。おかずのみいろいろな種類が食べたい人におすすめ!
- ・まいにち七菜ごはん付(普通食)
ごはん付で500kcal。おかずとごはん、一緒に楽しみたい人におすすめ!
- ・こだわり八菜(普通食)
週平均で440kcal。主菜2品に惣菜8品、より多くのおかずを楽しみたい人におすすめ!
- ・やわらか食(介護食)
週平均で340kcal。UDF(ユニバーサルデザインフード)を取得したお弁当。やわらかい食事が適している人におすすめ!
「ベネッセのおうちごはん」のお弁当到着
お弁当が届きました。
お弁当は、通常手渡しですが、不在の際には冷蔵ボックスに保冷剤が入れられた状態で届けられます。
鍵付きのベルトがついているので、鍵を鍵穴に差し込みベルトをとります。
簡易的な鍵ではありますが、安心感があります。
届いたお弁当はこのように梱包されています。
少し重量のある感じの容器に、商品ラベルのついたビニールで梱包をされています。
商品ラベルには、原材料名の他に熱量や塩分の記載があります。
この日のメニューはソースが必要なものが入っていたので、ソースも一緒につけられていました。
開いてみると、とても美味しそうな、食欲をそそるにおいがただよってきます。
ベネッセのおうちごはんのお弁当は全4種類です!
まいにち七菜
価格:590円/食(税込)
試食をした7月5日(木)の献立は、
・主菜:鮭の西京味噌焼
・かぼちゃころっけ
・がんもと大根の炊き合わせ
・ブロッコリーの生姜炒め
・キャベツの粒マスタード和え
・ごぼうサラダ
・うぐいす煮豆
の7品でした!
まいにち七菜ごはん付
価格:620円/食(税込)
まいにち七菜ごはん付は、まいにち七菜と同じメニューにご飯がついてきます。
ごはんは、白ご飯の日もあれば、ひじきご飯やじゃこと青菜のチャーハン、玄米ご飯などの日もあります。
こだわり八菜
価格:720円/食(税込)
試食をした7月5日(木)の献立は
・主菜1:豚肉の塩麹焼き
・主菜2:太刀魚の竜田揚げ
・茄子の柚子味噌田楽
・かぼちゃの密煮
・海藻サラダ
・長芋の明太炒め
・胡瓜の梅肉和え
・金時豆煮
の8品でした!
日によっては、主菜2品のうち、1品は選択ができるという楽しみもあります。
やわらか食
価格:960円/食(税込)
試食をした7月5日(木)の献立は、
・主菜:赤魚の竜田焼き
・かぼちゃのそぼろあんかけ
・だし巻き玉子
・チンゲン菜の華風和え
・きなこムース
の5品でした!
料理の見た目はそのままにやわらかく仕上げられたお弁当です。
スプーンで赤魚の竜田焼きをすくってみるととてもやわらかい!でもしっかりと魚の食感は残っていそうです。
ベネッセのおうちごはんのお弁当は、冷蔵状態で届きます。おいしく食べるためには、電子レンジでの温めが必要です。 ベネッセのおうちごはんのお弁当の良いところは、温めない方が良いものは分けられるところです。
プラスチックカップに入ったものは、お弁当から外して、それ以外はフタをしてレンジで約1分半温めます。
お弁当によっては、「これは冷たいまま食べたかった…!」というものもある中で、温めるものと冷たいものを区別できるような工夫がなされているのはとても嬉しいものです。
お客様に一つ一つのお食事を美味しく召し上がっていただきたいというベネッセパレットさん(「ベネッセのおうちごはん」の運営会社)の細かい心遣いがみえますね。
いざ実食!いただきます!
お弁当を温め終わったところで、いざ実食!
「いただきます!!」
さっそく食べ始めます。
食べ始めると、「これはおいしい!」という声が多くあがりはじめます。
「これ、会社のお昼に頼めないの?」
「野菜も入って栄養素も考えられていて、この値段だったら毎日頼みたいくらい」という声も。
ベネッセのおうちごはんはお昼ではなく夜のお食事のみのご提供であることを伝えると本当に残念そうでした。
皆さんのはしは止まることはなく、食べ続けます。
すでにお昼ご飯でお腹を満たした人も、まるで腹ペコ状態で食べているようにパクパクと食べ続けます。
食感が苦手と感じられやすい「やわらか食」も早々になくなりました。
ユニバーサルデザインフードを取得しているだけあり、歯や舌でつぶせるほどやわらかいのですが、食感も味もしっかりとしている印象でした。
美味しい食事を食べると、自然と笑みがこぼれます。
「野菜もいっぱい入っていて嬉しいです」
「高齢の方向けに栄養調整されているとは思えない美味しさと満足感があります!」
今回も完食です!
「ごちそうさまでした!!」
集まったアンケート結果
良かった点
- ・料理の種類、食材もとても多いので、見た目も華やかで食欲もわきます。
- ・野菜が多く使われているので、とても健康的な感じがしました。
- ・ボリュームも味付けも大満足。自分で8菜用意するのは大変なので、いろいろなおかずが手軽に食べられるのはとてもよい。
- ・冷たいものは簡単に取り外せるようになっていたのがびっくりでした。それぞれのメニューをそれぞれの温度で美味しく食べられるような工夫がなされているのはとても嬉しいと思いました。やはり冷たいものは冷たいままで食べたほうが美味しかったです!
- ・まいにち七菜が個人的には量も値段も一番バランスがよく感じました!
もう少しな点
- ・食欲が落ちてきたときに、もう少し量が少な目のものもあったら、とてもいいと思いました。
- ・まいにち七菜ごはん付は、高齢者の方が注文した際には、ご飯(おこめ)の量が少し多いかな?と感じました。
- ・おかずがたくさん入っている分、それぞれのおかずのスペースが小さいため、取りづらい部分もあるのではと思いました。
- ・夕食のみなので、お昼もあったら嬉しいなと思いました。
「ベネッセパレット」の特徴とは?
「ベネッセのおうちごはん」の月の献立は、総合献立の冊子で確認することができます。
冊子の中身はこのようになっています。
「洋食メニューの日」や「旬の野菜を使った日」もマークでしるされているので、とても分かりやすくなっています。また、たまご・牛乳・小麦・かに・えびなどのアレルギー表記も1日ごとに記載がされているので安心です。注文は1日ごとにできるので、毎日ではなくても、食べたいメニューや好きなメニューがあるときに注文するという方法も良いかもしれません。
また、総合献立には、食や栄養に関するコラムのページもあります。
「旬の野菜」にはどのような性質や効果があるのかが載っています。栄養に関する知識も知っておくと、より毎日の食事が楽しめますね。
お弁当はもちろんのこと、献立表にも工夫を凝らす「ベネッセのおうちごはん」は、「ベネッセパレット」という会社が運営しています。ベネッセパレットは、「進研ゼミ」や「こどもちゃれんじ」などでおなじみの株式会社ベネッセコーポレーションや有料老人ホームを全国で運営している株式会社ベネッセスタイルケアと同じくベネッセグループの企業です。 ベネッセパレットは、ベネッセスタイルケアとフードサービス事業を行う株式会社LEOCが共同で設立した会社です。
ベネッセのシニア・介護事業が目指しているのは「高齢者の方々に対して、住み慣れた地域でいつまでも自分らしくいきるためのお手伝いをすること」です。 ベネッセパレットでは、毎日のお食事を提供することで、いつまでも自分らしい生活を支援しているのです。
有料老人ホームに入居されている高齢者の方々から提供している食事に関するアンケートをとり、その内容をベネッセのおうちごはんの商品にも生かしているそうです。
つまり、「ベネッセのおうちごはん」の美味しさの秘訣は、ベネッセグループだからこそできる、蓄積されたノウハウの賜物なのです。
【結論】毎日食べたいお弁当!
今回試食をした「ベネッセのおうちごはん」さんのお弁当は全部で4種類。
試食したメンバー全員から「美味しい」という声が出ました。
まいにち七菜、こだわり八菜は、まず見た目からおかずの種類の多さに驚きでした。それぞれのおかずにも、複数の食材が使われているので、ぱっと見で華やかさを感じさせるお弁当です。
自分でこれだけの種類のおかずを作ろうとするとなかなか負担は大きくなります。それを1食590円(まいにち七菜の場合)で食べられるのはとても得をした気分になります。 全体の量が比較的多めなので、食が細い方にとっては少し量が多く感じられるかもしれません。
メニューもとても豊富です。和食が中心の献立になっていますが、週に1回は必ず洋食や中華のメニューも楽しめるような献立になっています。また、全国の郷土料理が提供される日もあるので、毎日利用しても、飽きることなく食事が楽しめそうです。
ベネッセのおうちごはんは、土日含め365日、1日1食から注文ができます。
豊富なメニューで毎日違う味が楽しめる、野菜多めでバランスがとれている、すぐに注文ができる、などお食事の用意に困ったときはもちろんのこと、毎日でも使いたいサービスです。
まとめ
高齢者向けの宅配食事・弁当サービスは、様々な部分で工夫がなされています。
今回ご紹介した「ベネッセのおうちごはん」では、不在時の鍵付きボックス対応や、冷たいメニューを取り外すためのカップ、やわらか食の食べやすさなど、食事をする人のことが考えられたサービスです。
運営元である「ベネッセパレット」のグループ会社には、有料老人ホームを運営している「ベネッセスタイルケア」があります。細かい配慮がされていたり、みんなが美味しいと感じるお弁当になっているのは、老人ホームを運営するうえでのノウハウやお客様の声を実際に聞いているベネッセグループだからこそできることかもしれません。
現在の提供エリアは東京都、埼玉県、神奈川県の一部地域となっております。1食からのご注文が可能なので、まずはお試ししてみてはいかがでしょうか。
【今回試食した宅配弁当はこちら】
サービス名:ベネッセのおうちごはん
運営会社:株式会社ベネッセパレット
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- ・高齢者向け宅配弁当レポートNo1. 食と健康社
- ・高齢者向け宅配弁当レポートNo2. ワタミの宅食
- ・高齢者向け宅配弁当レポートNo3. 配食のふれ愛
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